グランラグの徒然萌え語り

色んなネタバレとかを気にせずに唐突に発作が起きた推しについて語るためのブログです。

「Origin Regression ー凶兆の影ー」感想・考察

こんにちは。先日の記事作成から数日が経ちましたが、まさかこんな早くに筆を取ることになるとは思いませんでした。

テイルズオブザレイズのイベント、Origin Regression ー凶兆の影ーの感想と考察となります。当イベント及びレイズ本編リコレクション本編、参戦キャラスキットネタバレが多く含まれますので、まだ遊ばれていない方はご注意ください。

 

 

前段

さて、真面目な感想としてはクレスたちとカイルたち、彼らの原点…オリジンでもある感情「自身の故郷や大切な人たちを守りたかった」「英雄である前にまず一人の大切な人を守れる人間になりたかった」の要素を取り入れた良いシナリオだったと思います。

 

鏡映点である彼らは歴戦の勇士ですが、だからこそピンチの演出というのは中々に難しいものがあります。

今回のシナリオでは攻撃の効かない敵と守るべき村の人たち。そして新たなる力。

 

……そう。問題はその力です。

 

バルドさん何謎のエネルギー持ってんの!?!?!?

 

狙われたカイルとその根源(オリジン)は同じものか

バルドさんから採取されたという謎のエネルギー。

それを持っていたカイルばかりを謎の敵が攻撃してきたのが、彼らが分断された。そして新たにオリジン魔鏡を開花させる契機でした。

 

さて。ここで一つ疑問が生まれます。

そもそもオリジン魔鏡とは一体なんなのでしょう?

 

現時点でオリジン魔鏡について分かっている。あるいは推察されるのは以下の通りです

  • コダマたちが持つ力
  • コダマたちにとっての“敵”である“幻影種”への攻撃に有効
  • 今回のイベントでクレスとカイルたちに発現した
  • ↑で発現したきっかけはバルドから採取された謎のエネルギー

また、バルド・ミストルテンのスキットでは以下の内容も出てきます

  • デス・スターが死神騎士の力の源
  • ↑はヘイズがバルド・ミストルテンを調べてそこから生み出した
  • バルド・ミストルテンの目の奥にその力はあるらしい

並べたところ一つ大きな類似性として、これらの発現の契機には“バルド”が関わってきています。

彼に内包されているエネルギーが今回現れた敵に、そしてコダマたちが戦っている幻影種に対して非常に効果があるようです。

 

 

またオリジン魔鏡技が発現する前の段では、カイルばかりが敵に狙われていたという描写がありました。

おそらくはカイルの持っていた魔鏡機器。更に言えばその中に入っていたバルドから採取されたというエネルギーを狙っていたのでしょう。

これについては実はミストルテンのプロフィールでも、幻影種に追われていた旨が記されていました。もしかしたらその理由も、彼の力にあったのかもしれません。

 

幻想灯を掲げることで引き寄せられる“敵”。

狙われている二人のバルドと、その原因と思わしき謎の力。

バルド・ミストルテンの持つランタンの灯。

……これらの類似性は無関係と切り捨てることはできません。

コダマたちとクレスたち。二つの陣でのオリジン魔鏡。ですがその根源(オリジン)は同じものなのかもしれません。

 

バルドたちの持つエネルギーの正体とは

前回の記事で、バルドとバルド・ミストルテンは果たして同じ者なのかと投げかけを行いました。

ですが今回のイベントでの近似値を経て、二人の存在はほぼ同一のもの。ミストルテンのバルドもまた、同じような経緯で体内に謎のエネルギーを蓄えていったのではないかという考察に傾きました。

 

そうなると問題としては、何を契機にあんなエネルギーを持つことになったかです。

今回のイベストでもバロールの尖兵として蘇ったことから、定期的にジュニアが様子を見ていたという話がありました。

 

そもそも、バロールの尖兵とはティル・ナ・ノーグをあるべきものへと戻すため、コーキスに魔眼の力、命の炎を燃やさせたことで具現化をさせたものです。

バロールの残滓「俺の魔鏡で滅びた命は俺の炎で具現化できる。」(4部5章15話)

同じように具現化されたものとしてはもう一つの月と、かつてカレイドスコープで失われた人々があります。

けれどもそれとバルドとの大きな相違点としては、尖兵としての力も与えられていることでしょう。

 

一方で、レイズ本編で正に命の炎を生み出していた存在がいます。

バロールの子孫、イクスの鏡精であるコーキスです。

 

これはあくまで予想ですが、コーキスが放った命の炎と、バルドから採取された炎のようなエネルギー。類似のものの可能性はないでしょうか?

コーキスはエピローグの3を経て、すぐにではないとはいえイクスと切り離される。すなわちイクスの鏡精ではなくなる未来が示唆されています。そうなれば彼の肉体はカーリャ・ネヴァンと同じく人同等のものになります。

そうすれば、尖兵としてバロールの力を持つのはバルド一人ということに。

デス・スターと呼ばれる力は本来は命を生み出すための炎だったとしたら、死神騎士という呼び名に皮肉さすら感じてしまいますね。

 

オリジン魔鏡技の拡大とその為の代償

少なくとも今回の一件で、浄玻璃鏡の破壊を代償に、鏡映点の人々もオリジン魔鏡の力を操ることが可能となることが判明しました。今後はその力を写し取れるような魔鏡の開発を、イクス達鏡映点側の人々も行っていくことになるかと思います。

 

ただ、そうなると懸念点として生まれるのは彼らのイデア値になります。未来の世界でも存在が人から離れている者しか扱うことのできなかった力。それを忌憚なく振うために、果たして代償がないままいられるのでしょうか?

或いはそれこそが、奪われた想い出や鏡映点としてのあり方に繋がるのかもしれません。