グランラグの徒然萌え語り

色んなネタバレとかを気にせずに唐突に発作が起きた推しについて語るためのブログです。

テイルズオブザレイズ リコレクション 2話の感想と考察

ご挨拶

皆さんこんにちは。

テイルズオブザレイズ リコレクションの第2話が更新されましたね。
1話に引き続きコダマたちの物語が展開し、とうとうバルド・ミストルテンも本編へと登場することになりました。
 
相も変わらずこちらはレイズ本編リコレクション本編、新キャラプロフィール及びスキットネタバレが多く含まれますので、まだ遊ばれていない方はご注意ください。
 
なお、前回同様一部の推しキャラの考察時に狂う可能性が十分にございますのでご注意ください。
 
オリジナル・タナトス

今回更新されたシナリオのタイトルでもあるオリジナル・タナトス。死神騎士のタナトス隊と呼ばれる通り、死神騎士の根幹の力の元となった者をそう呼ぶのだと本編で記載がありました。

ヘイズ「オリジナル・タナトスとは、お前たち死神騎士の力の源である【デス・スター】を生み出した存在だ。」「正確にはオリジナル・タナトスを元にして私が研究した力だが。」(2話Part2)

その説明と本編予告で薄々察せましたが、オリジナル・タナトスと呼ばれた存在の正体……それが、バルド・ミストルテンです。

 

彼はおよそ223年間、歳も取らず、意識もありませんでした。それがこの度目覚めることとなりました。ところであの拘束されてるシーンえっちすぎません?

けほんごほん。さて、そうして長い時を過ごしていたバルドの名乗った名と223年前の歴史書に記されていた騎士の名。その二つを結び付けたのは国王ヘイズです。

ヘイズ「…………そなた、バルド・ミストルテンと言ったな。その名は滅んだビフレスト皇国の騎士の名だ。今から223年前の話だが。」(2話Part2)

滅んだビフレスト皇国の騎士の名だとフルネームを聞いた段階で見抜いたことから考えるに、ティル・ナ・ノーグがまだ存在していた頃から彼の姓はミストルテンとして変わりがなかったようです。もしもイクス達に改めて名を名乗ることがあったら、その意味でも驚かれそうですね。

 

ネオイデア王国の人々にとっては、彼の目覚めが果たして幻影種の活性化と滅びへのアラームとなるのか。あるいは過去の記憶と彼自身から、新たな知見を得ることへつながるのか。いずれも今はまだはっきりとしないまま、223年の時を経て目覚めた彼が世界を知る為の時間を与えることになりそうです。

 

ミストルテンについては他にも考察を進めたい箇所がいくつもありますが、1話時点での考察とあわせて検討をするため、後程に回します。

 

新規参戦キャラ セイリオス・キャフトルについて

続いて、今回の新規参戦キャラについてです。

セイリオスはリコレクション発表時と各種シナリオで既に存在はしっかりと出ておりましたが、今回改めて参戦し、スキットやプロフィールを見ることが出来るようになりました。

 

彼は1話やサブシナリオの時点から穏やかそうな人物像をうかがえました。これについてはプロフィールでも明言されている通りその予想に違いませんでしたが、同時に死や過去というすでに過ぎ去ってしまったものに対して、ある種のドライさが伺えます。

セイリオス「なるほどね。そうか、あいつの葬儀は今日だったのか。」コダマ「まだ行ってないのか。そういう所ドライだよなぁ。セイリオスが花をあげたら喜ばれたと思うけど。」(スキット:セイリオス)

セイリオス「まあまあ、そう深刻になるなよ。考えるだけ無駄だ。過去には戻れないんだ」(2話Part3)

『お前たちが奪ったこの足が教えてくれた。人の美しさと、醜さを。』

魔鏡獲得時の台詞が或いは、そのドライさの根幹を築き上げているようにも感じます。

 

ドライといえば、ヘイズとのやり取りでも個人的に「おや?」となったシーンがありました。

ヘイズ「それではよろしく頼む。コダマ、アイリス。そして……セイリオス」セイリオス「……承知いたしました、ヘイズ様。」(2話Part1)

沈黙が何となく含んでいるような。気のせいかもしれないとも思いますが、サブクエストでもスキットでも、この二人のやり取りってほとんどないんですよね。全員登場のシーンでは会話のような掛け合いはありますが……。今後の更新ではこの二人の関係性についても注目していきたいと思います。

 

一方で彼は、同僚であるコダマとアイリスの二人に対しては特に目をかけているようにも感じます。コダマに対しては親友として絆を深めていたり(プロフィール参照)、アイリスに対しては何か言いたげなボイスがホームや強化画面で聞くことが出来ます。

こだわりがあるらしい彼の美意識、そして人の美しさと醜さを知ったという言葉。もしかしたら今後本編でそのことについて話が出てくるかもしれませんね。

 

過去予想の振り返りと修正

さて、1話・及びイベントの「Origin Regression ー凶兆の影ー」時点で私は幾つかの疑問と予想を立てていました。一度そちらの内容を振り返らせていただきます。

  1. そもそもリコレクションの時間軸は本当に200年後なのか
  2. 『あの子』とは、棄民とは
  3. バルドたちのもつ謎のエネルギーについて
  4. バルド・ミストルテンは本当に『バルド』なのか

1については、今回バルドが生きていたはずの時代が223年前のものだということが明らかになったので、こちらの考察は深読みする必要はなく、素直に200年ほど前という意味合いで捉えてよいでしょう。

ただそうすると、ヘイズが『絶滅した鏡士』と述べる言葉の意味が深くなります。223年前にバルドがおり、ヘイズも『不死王』と呼ばれるほどに永く生きている。……つまり、もしかしたら鏡士が絶滅するのは、虹の夜からほとんど間を置かないタイミングなのかもしれません。

 

2については今回はほとんど情報がなかったので割愛します。

ですが、この中でも棄民については3話でコダマたちが物資を運ぶ手伝いをするシーンが描かれることでより推察も可能になっていくのではないでしょうか。

 

3・4については、情報量が多くなるため、次項にて整理します。さらに今回、バルド・ミストルテンの過去について重要なキャラクターの情報が出てきましたので、そちらも合わせて考察していきます。

 

バルドと鏡精ルグについて

はい、ということでお待たせしました。今回のシナリオで出た情報の中で一番語りたかった箇所に移ります。例のごとく最初に一言だけ叫ばせてください。

いや不穏~~~~~~~!!!!!!!

不穏すぎる。バロールの存在、例え本人がいなくなったとしても尾を引いてきますね。本当にあそこで尖兵として選ばれたのが全ての終わりすぎる。

 

  • 鏡精ルグ

彼の存在はレイズ本編でも幾度となく仄めかされていました。バロールの鏡精であり、いつかニーベルングが人が生きられる星になった時、虹の橋を通ってそれをバロールへと報せる役目を持った存在。(4部第20章5話)

彼(あるいは彼女)はバルドに巫(かんなぎ)となるように命令をしてきます。

ルグ「尖兵よ。バロール様の力を繋ぐ血族を守るため貴様に巫となることを命ずる」(2話Part2)

バロールの巫女は鏡精の墓を守りながら、鏡精との交信を深め、段々と狂っていった……。そう、あのグラスティンの母親です。恐らくはグラスティンも死に、その血が絶えたことでルグが接触を行ったのでしょう。バロールの血族、約束の子どもたちを絶やさないためにも。

……その結果、223年後のネオイデア王国では恐らく鏡士が絶滅していることからも、その血が絶えているのは皮肉だといわざるをえませんが。

 

  • ルグの介入とバルドの力、幻影種の相関関係

さて、私がこのシーンを見た際に疑問に思ったのが、イベント「Origin Regression ー凶兆の影ー」ですでに明らかになっていたバルドの異変です。

 

あのイベントが発生したのはリコレクション開始軸の前、その時には既にバルドの身体に異変が起きていた…つまり身体の異変及び幻影種(と思わしき敵)の誘引と、ルグの介入は無関係なものと推測が出来ます。

 

一方でバルド・ミストルテンが幻影種の気配を察知したとき、彼はこう言っていました。

バルド・M「そうだ、私が気を失う直前に感じた妙な気配。あれとそっくりでした」(2話Part3)

つまりルグの気配と幻影種の気配は非常に似通ったものという訳です。あるいは因果が逆で、幻影種の存在そのものがバロールの力とつながっており、だからこそ同じ力を元にした存在(尖兵・鏡精・幻影種)が互いに引かれあい、その存在を認知しているのかもしれません。

……バロールさん、今あなた眠ってるんですよね?寝る前にお片付け以外に何かやらかしてません??

 

  • バルド・ミストルテンは果たしてバルドなのか

これについては情報が足りないので次回以降に持ち越し…とも思ったのですが、ひとつ怖い憶測が浮かんでしまったので説を一つ投下しておきます。前提として着目した発言はこちらです。

バルド・M「ルグに心を蝕まれながら、必死に抗ううちに私は気を失っていました。」(2話Part2)

つまり、ミストルテンである彼は多少なりともルグに心を蝕まれている。つまり影響を受けている可能性が大きいということです。

 

それを念頭においてシナリオやボイスを見ていると、主人に対する傾倒の深さと言いますか、依存の方向と言いますか…本来のバルドも過激な発言が多かったですが、特に彼はそれが顕著なように感じます。いや元からこうだったかもしれない。また、義兄としての発言はほとんどなく、あくまで臣下として、主人に対する矢印ばかりが向けられているようにも感じます。

もちろん、これだけでは気のせいではないかとも思います。ただ、あと出しになってしまいますが、実は先月更新されたお話を振り返っていた際、何度か「おや?」と思った発言があったのです。

バルド・M「(ウォーデン様……メルクリア様……バルドは必ずあなた方を……!)」(スキット:バルド・ミストルテン)

……人称を時と場合で使い分けることの多い彼ですが、自身のことを『バルド』と称したことはありません。少なくとも私の知る限りでは。(もしあったのを観測されている方がいらっしゃったら情報頂けると嬉しいです)

通常は『私』と名乗りながらも、ふと素を覗かせた時に自らの名前を一人称として扱うキャラクターは他にもいます。……そう。ゲフィオンの鏡精、カーリャ・ネヴァンです。

 

……もし、バルド・ミストルテンの心がルグにより侵食していたとしたら、彼等の『主人』の認識が混ざり合っている可能性もあり得ます。だとすると、彼が捜している『ウォーデン』に対しての認識が……万一ルグのマスターと認識が混ざっていたとすれば、彼等の地獄はもしかしたら出逢ったその時から始まるのかもしれない。

そんな恐怖を抱いてしまいました。

 

何で毎回人を不安にさせて終わるんだ??という思いはあるので、ちょっと最後に気分が変わる一文を引用します。

わかりません。私はただ、女性を尊敬すべき存在として相応の態度で接しているだけなのです。主に誓って邪な気持ちは持ち合わせておりません(サブシナリオ:ある意味、問題児?)

………。

……つまり先程の考察の可能性があるならば、ルグもワンチャン、バルドみたいに女性に対しての口が軽い可能性が…………ねーよ!!!!!!